LiDARを製造している会社を調べてみた。
Velodyne
グーグルカーが自動運転の実験車両に搭載しているメーカー。
2007年に初めて製品を出荷し、現在も圧倒的な実績と資金力を持つトップ企業。
既に25件の自動運転プログラムに用いられている。
現在はVelodyne以外の企業がVelodyneを追う構図となっている。そのような企業の例として、米Quanergy Systems(以下、Quanergy)、イスラエルInnoviz Technologies、米Aerostar、カナダLeddarTech、カナダPhantom Intelligence、米Strobe、米TriLumina、ドイツIbeo Automotive Systemsが挙げられる。
Quanergy Systems
シリコンバレーに本社があるスタートアップ。
2014年12月の時点で、3450万ドルを調達。
提携しているダイムラー、ヒュンダイへLiDARを供給することが決まっている。
コンチネンタル
ドイツの会社。2016年に、アメリカのAdvanced Scientific Concepts(ASC)社のLiDAR事業を買収。
自動運転に欠かせない「3DフラッシュLIDAR」テクノロジーについて、2020年の量産化を目指すと発表した。
Bosch
TetraVueへの投資を完了。TetraVueは、自動運転車両の機能性向上への寄与が期待される超高解像度3Dデータおよび画像技術の開発をリードする企業。
Infineon
オランダのセンサーメーカーInnoluce BVを買収すると発表。Innoluceは自動運転車の目となるLiDARセンサーを製造しており、Infineonは今後急速に需要が高まると予測されるLiDARをより安価に供給するとしている。