
SMKは、2020年10月22日にバッテリー接続用 FPC対基板コネクタ「FBシリーズ」の新製品として、新規構造を採用した「FB-1E」を開発し、製品レパートリーを拡充したと発表した。
昨今、ウェアラブル市場におけるバッテリー接続用コネクタには、スマートフォン用部品以上の小型化・薄型化が求められている。スマートフォンに一般的に使用される嵌合高さ0.6–0.7mm、幅2.0–2.5mm、長さ4.3–6.0mmであるが、こういったコネクタと比較してみても、本製品は大幅に小型化しており、嵌合高さ0.5mm(業界最低背*)、幅1.5mm、長さ3.2mmと、体積にして半分以下の低背・省スペースを実現している。また、基板占有面積も当社従来品比52%減で業界最小クラスとなった。
また、バッテリーの多機能化に伴う信号極数のニーズにも対応しており、信号極を電源ラインとは別に3ライン確保してているのも特徴という。
【使用用途】
スマートウォッチ用バッテリー接続、スマートフォン用バッテリー接続、
その他小型・薄型機器バッテリー接続用
- SMK調べ
発表日 | 2020年10月22日 |
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リリース番号 | 1134CS |
製品名 | バッテリー接続用 FPC対基板コネクタ「FB-1E」 |
特長詳細 | 1) 業界最小クラスの基板専有面積4.8mm2を実現。 2) 業界最低背の嵌合高さ0.5mmを実現。 3) 電流3Aを許容。 4) 信号極を3ライン確保。 |
主な仕様
定格電圧電流 | AC/DC 20V、電源3.0A 信号 0.3A |
接触抵抗 | 電源 10mΩ以下, 信号 30mΩ以下 |
絶縁抵抗 | 1000MΩ以上 |
耐電圧 | AC 100V(1分間) |
使用温度範囲 | -25℃~+85℃ |
実装高さ | 0.5mm |
外形寸法 | 0.5mmx1.5mmx3.2mm |
基板占有面積 | 4.8mm2 |
挿抜寿命 | 10回 |
実装方法 | SMT |
梱包形態 | リール |
受注活動開始時期 | 開始済み |
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量産開始時期 | 開始済み |
生産能力 | 1,500,000個 / 月間 |
サンプル価格 | 100円 / 個 |