10月10日、中国baiduは北京で自動運転タクシーサービスを始めた。10/10~11/06のイベント期間内、インターネット上で申請すれば、無料で自動運転タクシー体験できるという。
2019年9月baiduは、長沙で第1回自動運転タクシー体験サービスを行っている。今回北京での体験サービスは2回目になる。
Baidu自動運転タクシーApollo Go Robotaxiは、baidu Apolloと中国自動車メーカーFAM共同開発したプリインストール量産モデルで、中国国内L4自動運転で初めての乗用車生産ラインを持つ。車両安全テストを60項目以上受けたと言われている。
このサービスはbaiduマップやApollo Goアプリで予約可能。Apollo Goアプリはユーザーに付近のピックアップ場所を薦めるだけではなく、ユーザーの位置から出発点までのナビゲーションを表示することもできる。Xiaomi, OPPO, Huawei, Vivo and iOSなどのアプリストアでダウンロードできる。

今回、北京での自動運転タクシーサービスの営業時間、試運転地域、サービス対象などには制限が設けられた。試運転地域は海淀と亦荘の2つの地区だけで、 営業時間は10:00から16:00まで。乗客は18歳から60歳で、運転の安全を確保するために車内に安全担当者が同行することも必要となっている。

Apolloは、150以上の自動運転道路テスト免許を取得、テスト用の自動車500台を保有、グローバルスマート運転特許1800件を持ち、試運転の走行距離が600万キロメートルを超えている。実際にサービスを体験した人数は100,000人以上に及んでいる。