中国の電気自動車メーカー・NIO(ニーオ) は、2021年1月9日、成都で開催された「NIO Day2020」でNIO初となる自動運転モデル「ET7」を発表した。

NIO最新の自動運転技術NADを搭載
「ET7」には「NIO Aquila スーパーセンシング」と「NIO Adamスーパーコンピューティングプラットフォーム」をベースにしたNIO最新の自動運転技術「NAD(NIO Autonomous Driving)」を搭載し、安全な自動運転を可能にした。
NIO
Aquilaは8メガピクセルの高解像度カメラ11台、超長距離高解像度LiDAR 1台、ミリ波レーダー5台、超音波センサー12台、高精度測位ユニット2台、V2XとADMSを含まれる高性能センシングハードウェア33台を搭載し、1秒あたり8GBの画像データの生成できる。
NIO AdamはNVIDIA DriveOrinチップ4つを搭載し、最大計算能力は1016TOPSに達する。
また、NIOの第2世代デジタルコックピットを採用し、車載モバイル接続および通信機能を強化するため、Qualcomm®の第3世代自動車用コックピットプラットフォームSnapdragon™を搭載している。

航続距離最大1000km超
ボディサイズは全長5,098mm、全幅1,987mm、全高1,505㎜。フロント180kW永久磁石モーターとリア300kW誘導モーターを搭載し、最高出力480 kW、最大トルク850 Nm、0-100km/h加速3.9秒、100km/hからの制動距離は33.5m。航続距離はバッテリー容量70kWhの場合は500㎞、100kWhの場合は700㎞。さらに新開発の150 kWhバッテリーを組み合わせることにより1000㎞超の航続も可能となる。
詳しくは下記NIOホームページをご確認ください。
NIOホームページ:https://www.nio.com/news/nio-launches-first-autonomous-driving-model-et7