1月19日、中国の自動車メーカー・一汽大衆(FAW-Volkswagen)はMEBプラットフォームをベースにした初の電気自動SUV車「ID.4 CROZZ」の販売を開始した。

性能
ボディサイズは全長4,592mm、全幅1,852mm、全高1,629mm。後輪駆動と四輪駆動の2モデルがあり、最高時速は160㎞/hに達する。2WDモデルは最高出力150 kW、最大トルク310 Nm、4WDモデルは最高出力225 kW、最大トルク460 Nm。三元系リチウム電池を採用したバッテリーは容量55kWhと84.8kWhの2種で、航続距離はそれぞれ400㎞と500㎞。急速充電(100kw)に対応し30分で30%から80%まで充電できる。
AR-HUDと先進運転支援システム「IQ.Drive」を搭載
AR-HUD と先進運転支援システム(ADAS)「IQ.Drive」を搭載し、より安全な運転を確保。
AR-HUDはARでナビゲーション、車線逸脱、車間距離、歩行者情報などの運転支援関連情報を、またインジケータとして時速や回転数、バッテリー残量などを表示する。

先進運転支援システム「IQ.Drive」は部分的自動運転機能「Travel Assist」、アダプティブクルーズコントロール(ACC)、死角監視、交通標識認識、緊急ブレーキ、車線維持などの補助機能を備え、運転支援レベルはL2 +に達する。

2021年に入るとすぐ1月1日にテスラが中国産「モデルY」を発売し、続いてNIOが最大航続距離1000㎞の「ET7」を発表、そして19日に本記事の中国合弁会社NO.1である一汽大衆が「ID.4CROZZ」を発売した。年初から中国自動車メーカーの競争が始まり、2021年は中国の新エネルギー車市場が注目を集める。
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