3月12日に中国河北省滄州市(そうしゅうし)政府が、百度Apollo及び、そのパートナー企業雲図科技に無人運転テスト通知書と自動運転示範運営通知書を発行したと、滄州市経済開発区管理委員会の公式weibo(中国ブログ)で公開された。滄州市は中国初となる自動運転車商用化を開始する。

滄州市が2020年末に発表した「滄州市智能網聯汽車道路測試と示範運営管理方法(試行)」修正版により、無人運転テスト許可を申し込むには「公道テスト走行距離が累計50000㎞以上、単一車両のテスト走行距離が10000㎞以上、責任事故なし、及び制御不能事件なし」という三つの前提条件が必要となる。

2021年3月時点で、百度Apolloと雲図科技との滄州市での自動運転車は、公道テスト累計距離が524696㎞に達し、単一車両平均テスト走行距離が17490㎞で、責任事故なし、及び制御不能事件なしとなった。申し込み条件を満たした百度Apolloと雲図科技との自動運転車の中、10台に無人運転テスト許可、35台に自動運転示範運営許可。今後、百度Apolloは雲図科技と滄州市で有料自動運転サービスを提供することが可能になる。
●詳しくは下記のURLから
https://weibo.com/2818776475/K6AcGlJF8?refer_flag=1001030103_&type=comment#_rnd1616026453529