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自動車大手・BYD:純電気自動車全車種は自主開発の刀片電池を搭載

4月7日、中国電気自動車大手・BYDは今後、純電気自動車全車種は自主開発の刀片電池(ブレードバッテリー)を搭載すると発表した。発表会では、46トンのトラックで圧壊試験を実施して、刀片電池の安全性を示した上に、刀片電池を搭載したEV車4車種も発表した。

刀片電池(ブレードバッテリー)

BYDが昨年3月に発表した刀片電池は高い安全性、長耐用期間、長航続距離という特徴があり、薄長くて空間利用率も従来の電池より50%向上した。BYDが去年の発表会で公開した刀片電池釘刺し試験の映像により、釘刺し試験中電池は構造が安定して、発煙も発火もせず、表面温度は30~60度にしか達っせず、生卵を電池の表面においても変化がなかった。従来の三元リチウムバッテリーによくある「自然発火」を改善した。今回4月7日の発表会では、BYDは46トンのトラックで圧壊試験を実施した。結果とした、圧壊試験を実施したバッテリーパックは漏洩、変形、発煙もせず、バッテリーパックを自動車に戻しても通常通り利用できるから、刀片電池の安全性は大幅向上した。

圧壊試験

過酷な試験条件で刀片電池の優れた性能と安全性を示したと同時に、刀片電池を搭載したEV車「2021唐EV」、「秦PLUS EV」、「宋PLUS EV」及び「2021 e2」という4車種も発表した。

2021唐EV

中型SUV車「2021唐EV」は容量86.4kWhの刀片電池を搭載し、航続距離565㎞に達し、充電10分間で118㎞走行できる。0-100㎞/h加速4.4秒、制動距離34.5m。

秦PLUS EV

クーペである「秦PLUS EV」に搭載した刀片電池は容量71.7kWhと57kWhという二種類あり、航続距離はそれぞれ600㎞と500㎞。0-50㎞/h加速は4.0秒。また直流快速充電に対応し30分で30%から80%まで充電できる。

宋PLUS EV

電気SUV「宋PLUS EV」は容量71.7kWhの刀片電池を搭載し、航続距離505㎞に達する。0-50㎞/h加速4.4秒。

2021 e2

軽乗用車「2021 e2」は容量43.2kWhの刀片電池を搭載し、航続距離401㎞に達する。0-50㎞/h加速3.9秒。

刀片電池を搭載した初となる車種である「漢(Han)」は去年発売して数か月間連続で販売数1万台以上という成績になり、今回発表した4車種は期待されている。BYDは世界中の業界全体に向けて刀片電池を提供し、国内外の新エネルギー車に自社の刀片電池を搭載させることを目指している。

詳しくは下記のURLから

http://www.bydauto.com.cn/auto/news/2021-04-08/1514440815509

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