インダストリー

長城控股:シノペックと水素エネルギーについて提携契約

5月12日、中国最大の民間自動車メーカー・長城汽車の親会社である長城控股(保定市長城控股集団有限公司)は、中国最大規模の石油会社・石油化学工業会社であるシノペック(中国石油化工集団有限公司)と水素エネルギーについて提携契約を締結したと発表した。2社は今後、それぞれの特長を発揮して、水素エネルギー産業を中心に協力して、水素エネルギーに関する技術の発展を推進し、「カーボンニュートラル」の実現に注力する。

シノペックは世界最大の石油企業の1つであり、中国で最大の水素生産能力を持っているうえ、水素の輸送・貯蔵・燃料補給・使用などにおいて確固たる基盤を持っている。 シノペック の水素年間生産量は350万トンで、中国の約14%を占めている。2025年までに、 シノペック は水素燃料補給ステーションや石油水素複合ステーションという水素インフラストラクチャ1000箇所を整備していき、EV車充電とバッテリー交換ステーション5000箇所、分散型太陽光発電ステーション7000箇所の建設を計画している。

長城控股は、中国初となる国際水素協議会に加入した中国自動車会社として、2016年から水素エネルギー、燃料電池システム、車両技術の研究開発チームを設立し始めた。今年3月に長城控股傘下の長城汽車は水素エネルギー戦略を発表したと同時に国際レベルの「製造-貯蔵-輸送-加工-活用」の統合型サプライチェーンを築き、自動車用水素動力システム活用ソリューションである「氢檸技術」を発表した。長城控股傘下の未勢能源科技有限公司は世界レベルの水素エネルギー産業企業で、乗用車や商用車市場向けて主要コンポーネント設計の開発に焦点を当て、水素エネルギーや燃料電池の研究開発、応用促進に取り組んでいる。

「製造-貯蔵-輸送-加工-活用」の統合型サプライチェーン

発表により、2社は今後、水素エネルギー産業、水素エネルギー技術、水素エネルギー資本などの分野において協力を展開していく。水素燃料電池車のデモンストレーションや水素インフラストラクチャの建設促進、気体水素と液体水素の生産・貯蔵・輸送・処理・応用の強化、スマートシティのエネルギー利用など水素エネルギー都市実証プロジェクトの建設等で「カーボンニュートラル」を目標として、中国の交通エネルギー転換の加速を進めていく。

●詳しくは下記のURLから

https://www.gwm.com.cn/news/3401387.html

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