
ヒロセ電機は、今後増加する5Gミリ波対応の端末やCPE(Customer Premises Equipment、顧客構内設備)等のアプリケーションに向けて、嵌合高さ0.92mm(最大1.0mm)の超小型、30GHz対応プレス同軸コネクタ「C.FLシリーズ」を開発した。
次世代通信規格5Gの市場では、ミリ波帯での運用が期待されており、5G対応端末やCPE(Customer Premises Equipment、顧客構内設備)のアンテナ基板とメイン基板の内部接続において、従来よりも高い周波数を流すことが想定されてる。そして、コネクタにもその帯域における特性を担保した製品が求められるようになってきたという。
そこでミリ波帯の普及を見据え、30GHz対応の超小型同軸コネクタ「C.FLシリーズ」を開発した。嵌合高さ0.92mmと超低背小型ながら、レセプタクルのオス端子を細径化し、合わせてプラグ内部構造を最適化することで周波数特性を飛躍的に向上している。さらに、従来に比べ組み立て精度が飛躍的に上がったことにより、ミリ波帯における安定した通信に貢献する。また、適合ケーブルサイズは⌀0.64mmと非常に細く、かつフレキシブルで、機器内部での配線の際、引き回しやすくなった。
●詳細は下記URLより
https://www.hirose.com/corporate/ja/additional/pressreleases/C.FL_202105.html