中国家電メーカー大手・XIAOMI(小米・シャオミ)は8月25日、自動運転技術を手掛ける新興企業・DeepMotion(深動科技)を7737万米ドル(約85億円)で買収したと発表した。

DeepMotionは2017年7月に蔡鋭氏、李志偉氏、楊奎元氏、張弛氏によって創立された。4人は人工知能、ディープラーニング、コンピュータービジョンなどの分野の専門家。
同社では、人工知能技術を通じて、安全かつ量産化できる自動運転ソリューションの開発を行ってきた。今ではマルチセンサーフュージョンセンシングモジュール、高精度マップの自動構成や高精度測位などの技術を持っている。
今年の3月30日、XIAOMIはスマート電気自動車会社を設立、自動車産業に参入と発表したとともに、初期投資額は100億人民元(約1700億円)で、今後10年間で100億米ドル (約1.1兆円) を投資することも明らかにした。今回の買収により、自動車分野でゼロから始めたXIAOMIはDeepMotionの人材、技術と自動運転分野での研究経験などを獲得でき、同社初めての自動車製品の市場投入を加速するために準備しているという。
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