インフラ系

広州巨湾技研と特来電新エネルギーは中国で1000台の快速充電ステーションを建設

5月17日、広州汽車集団がインキュベートした民営ハイテク企業である広州巨湾技研(Greater Bay Technology、以下、巨湾)は特来電新エネルギー(Teld、以下、特来電)と、戦略的協力協定を締結したこと共に両社共同で建設したXFC(eXtreme Fast Charging)快速充電ステーションが広州で立ち上げたと発表した。二社は2022年から2025年にかけて中国全国で1,000台の快速充電ステーションを共同で建設することを計画している上、2023年末までに広東省や海南省などに300台以上の快速充電ステーションを建設し、広東-香港-マカオグレーターベイエリアの自動車産業の発展と向上に貢献する。

広州で運営開始する巨湾-特来電のXFC快速充電ステーションは、国道や地方高速道路など充電需要の高いエリアに設置されて、最大出力電力は600KWに達することができ、5分間で充電すれば300キロメートルが走行できるという。

設備の互換性について、XFC快速充電ステーションはGAC Aion(広汽埃安)、Geely ZEEKR(吉利極氪)、Tesla(テスラ)などの急速充電機能をついている車種に対応できる。液冷式充電ガンと柔軟的な充電方式を採用し、さまざまな充電ニーズに対応できる。さらに、今回立ち上げられた快速充電ステーションでは、充電ガンの軽量化処理、弱音処理、安全システム、インテリジェントな相互作用においてアップグレードを実現し、より良い充電体験を提供できる。

発表により、二社は、2022年から2025年までの4年間で中国に1,000台のXFC快速充電テーションを共同で建設し、2023年末までに広東省や海南省などに300台以上の快速充電ステーションを建設すると計画している。さらに、巨湾と特来電は、今後ネットワーク運営プラットフォームの相互接続、快速充電技術の研究開発、ブランドの共同プロモーションにおいて戦略的協力を行っていく。

中国ではEV車の充電問題は業界の重点と見られている。「充電困難」を解決するため、業界の企業も色々工夫している。バッテリー大手・CATLはナトリウム電池の開発やバッテリー交換ステーションの建設などを努力している。新エネルギー車新興企業Xpeng(小鵬)などは専用充電ステーションを大量に建設した。今回巨湾-特来電の協力はEV車の充電問題をどれぐらい改善できるか期待されている。

XFC快速充電ステーション

広州巨湾技研(Greater Bay Technology)について
http://www.gbtrnd.com/cn/about/gsjs
巨湾技研は、広州汽車集団がインキュベートした混合所有権式の民営ハイテク企業であり、2020年9月に設立された。広州汽車集団、広州汽車資本、広州汽車研究院は巨湾技研の投資者。巨湾技研はXFC超高速急速充電パワーバッテリーと次世代のエネルギー貯蔵器の研究開発に注力している。XFC超高速急速充電パワーバッテリーは10分間で30%から80%まで充電でき、広汽埃安AION V Plus70快速充電モデルに搭載されている。巨湾の倍率式6Cバッテリーは2021年9月30日にて中国の生産許可を得られて、2022年年内に発売予定という。
巨湾技研は広州で新しい工場を計画している。新工場は33万平方メートル以上で、2023年に電池の生産を開始し、年間生産能力は8GWhに達し、車12万台を対応可能と見込みしている。

特来電新エネルギー(Teld)について
https://www.teld.cn/About/About
2014年に設立された特来電新エネルギーは、中独合資電力の大手メーカーであるTGOODの子会社で、インフラストラクチャ業界トップ100ユニコーン企業(※)である。特来電は、「新エネルギー車の安全性に基づいた充電ネットワークの2層保護技術」を開発したことより、自動車の発火問題を解決した。特来電の充電ステーションは中国350都市をカバーし、ユーザー数は700万に達し、発電量は128.8億kw·hを超えた。
※ユニコーン企業:「創業10年以内」「評価額10億ドル以上」「未上場」「テクノロジー企業」といった4つの条件を兼ね備えた企業を指す。

引用元:
https://www.gac.com.cn/cn/news/detail?baseid=18416

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