インフラ系

ニチコン:新たにEV・PHV用100kW・50kW出力急速充電器を開発

ニチコンは、100kW出力(2口)および50kW 出力(1口)のEV・PHV用急速充電器を開発したと発表した。今年9月より販売開始予定。

新製品の特徴
1. 100kWモデル・50kWモデル共通
・最新のCHAdeMO(Rev2.0.1)認証取得(※1)
・7型カラー表示ディスプレイを搭載し高いユーザビリティを実現
・標準モデルで塩害対応仕様を実現、重塩害対応仕様もラインアップ
・ニチコンから遠隔状態監視を行い障害発生時には速やかな対応が可能(保守プラン加入時)
・OCPP通信プロトコル(※2)を搭載。株式会社 e-Mobility Power の課金サービス利用に対応
・万が一の電源部故障時は縮退運転(出力を低減して充電)が可能
2. 100kWモデル
・最大出力100kWを最適に制御し2台同時充電、1口最大90kW充電
・軽量なブーストケーブル採用により最大90kW出力でも楽に取り回し操作が可能
・2口夫々独立した操作パネルと表示ディスプレイを搭載し、2口同時操作が可能
・同出力で最小クラスの薄型、着床面積(0.28㎡)

主な仕様

※1、CHAdeMO:EV用DC急速充電規格の登録商標であり、また技術開発と充電インフラの普及の活動を行う団体の名称でもある。(https://www.chademo.com/ja/
※2、OCPP:open charge point protocolの略。電気自動車の充電器を管理する国際標準通信規格。充電器の認証、遠隔での監視・制御などが可能です。https://www.e-mobipower.co.jp/2022-0210-1/
詳しくは下記のURLからhttps://www.nichicon.co.jp/wp-content/uploads/release_0804.pdf

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