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ステランティス:中国広州汽車集団との「ジープ」ブランドの合弁会社「GAC-FCA」が破産申請

 10月31日、欧米自動車大手・ステランティス(Stellantis)は、中国広州汽車集団との「ジープ」ブランドを生産する合弁会社「GAC-FCA」が赤字の状況で破産を申請することを決議で承認したと発表した。

 「GAC-FCA」は2010年3月に広州汽車集団(GAC Group)とステランティス集団(Stellantis Group)が50:50の株式比率で共同投資して設立さした。初期のGAC-FCAは非常に人気があった。2015年と2016年にGAC-FCAは中国国内向けSUVモデルを相次いで発売し、消費者の好評を得られた。2016年の販売台数は前年比260%増の18万台を達成した。
 そして2017年、好調を続き、年間販売台数は22.2万台を超え、前年比57%増となった。しかし2018年から、そういう好調はなくなった。2018年GAC-FCAの年間販売台数は12.5万台で、前年比で39%減少した。2019年の販売台数は7.39万台で、前年比で40%以上減少しました。2020年は4万台で、2021年は2.04万台となった。2022年上半期の販売台はわずかの1861台で、そのうち3月から6月まではわずかの2台でほぼゼロだった。2019年までGAC-FCAは長沙と広州との2つの工場を持ち、年間総生産能力は32.8万台に達する。販売台数の減少で2021年9月、広州工場での生産を中止し、全モデルを長沙工場で生産することが発表された。 

 2022年1月には、ステランティスが一方的にGAC-FCAの株式保有を50%から75%に引き上げる計画を発表したが、その後GAC Groupは否定声明を発表した。
 GAC-FCAは何年間も赤字で、今年2月からも通常の生産販売を戻れなかった。よって、7月18日,ステランティス集団と広州汽車集団が同日に二社が合弁事業の終了について交渉していると発表した。広州汽車集団は7月以降GAC-FCAの販売台数も発表していない。

詳しくは下記から
ステランティスのプレスリリース:GAC-FCA Joint Venture to File for Bankruptcy
広州汽車集団の販売状況:https://www.gac.com.cn/cn/invest/basic?type=0

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