オートモービル

中国10月新車販売、乗用車市場が好調

 中国汽車流通協会自動車市場研究分会(乗聯会、CPCA)は2022 年 10 月の乗用車新車販売状況を発表した。

10月狭義乗用車全体販売状況:
 10月狭義乗用車全体の小売販売台数は、前年比 7.3% 増の 184 万台に達し、着実に成長したが、前月比 4.3% 減少した。1月から10月までの累計小売販売台数は1671.6万台、前年比3.0%増となった。このうち6 月から実施された小型エンジン車の取得税引き下げ政策(※)の押上により、6-10月までの間に前年同期より156 万台を増加した。

図はCPCAにより、denshilinkで編集

 (※)中国財政省が発表した小型エンジン車の購入税の税率を従来の半分の水準に引き下げる政策。自動車販売を押し上げるため、30万元(約4万5000ドル)以下で、エンジンが2.0リットルかそれよりも小さい車について、税率を店頭表示価格の5%に引き下げる。6月1日から2022年年末までの購入分に適用される。

従来型燃料車販売状況:
 10月従来型燃料車(新エネルギー車を除く)の小売販売台数は、前年比8%減の128万台。小型エンジン車の取得税引き下げ政策の影響で、今年6月から9月までの前年比6%増のプラス成長傾向を逆転させた。1月から10月までの従来型燃料車市場の小売販売台数は、前年比13%減の1228万台。

黄色ところはCPCAのデータにより、denshilinkで概算した数字

新エネルギー車販売状況:
 10月の新エネルギー乗用車の小売販売台数は55.6万台で、前年比75.2%増、前月比9.0%減となり、1月から10月にかけて上昇トレンドを形成した。1月から10月までの新エネルギー乗用車の国内小売販売台数は443.2万台で、前年比107.5%増加した。
新エネルギー車の中国国内小売普及率は 10 月に 30.2% で、2021 年 10 月の普及率 18.5% から 11 ポイント増加した。

図はCPCAにより、denshilinkで編集

各メーカー販売状況:

図はCPCAにより、denshilinkで編集

 新エネルギー乗用車市場は10月に過去最高記録を更新した。BYDは純電気自動車(BEV)およびプラグインハイブリッド車(PHEV)で、新エネルギー市場に主導的地位を固めた。SAIC、GAC、Dongfeng、Geely、Chery、長城 など伝統自動車メーカーは10月に、新エネルギー事業の業績も非常に優れていた。10月に、卸販売1万台以上の会社は15社(先月と同じで、前年比8社増)、新エネルギー乗用車の84.6%を占めた。

関連記事

  1. 自動運転新興企業・文遠知行(WeRide):広州でミニバスの運営…
  2. 中国の6月新車販売、新エネルギー車市場が好調続き
  3. 第1回名古屋オートモティブワールド開催
  4. 主なLiDAR製造メーカー
  5. 第1回名古屋オートモティブワールド開催
  6. 自動車大手・吉利汽車(Geely Automobile): I…
  7. GMはPOSCOケミカルとケベックで新しい正極活物質工場を建設
  8. ボルボとLiDAR(ライダー)メーカーのルミナーが2022年まで…
PAGE TOP